2014.10.11 大槌町私立みどり幼稚園 新園舎完成!NEW
震災後、微力ながら支援を続けてきた大槌町私立みどり幼稚園完成記念式典に出席してきた、盛岡パイロット前会長・佐々木会員の感想とお礼です。
当日は突き抜けるような青空が広がる快晴のお天気。ピカピカの本園舎で竣工式が厳かに執り行われました。
式の終盤には園児からの和太鼓演奏が披露され、小さいからだで大きな太鼓を勇敢に叩く園児の姿を見ながら目頭が熱くなりました。
演奏をしてくれた園児たちは5~6歳でした。震災が起きたとき彼らは1~2歳という事になります。辛い思いもしたでしょう。通常とは比較にならないほどの悲しさ恐ろしさにも襲われたでしょう。その思いを塗り替えてくれるような明るく、元気な園舎の中で園児たちは踊るように演奏をしてくれました。
この暖かな園舎でどうか今日の青空よりも青く健やかに大きな夢を描いていって欲しいと願うばかりでした。
本当にご理解、ご協力頂いた皆様ありがとうございました。
式の写真をお送りし、ご報告に替えさせて頂きます。
今回、全国のパイロットクラブの皆様からご寄付頂いた551,830円を建設支援の支援金としてお渡ししてきました。ありがとうございます。
2014年6月29日、大槌町にある学校法人緑学園 みどり幼稚園を訪問。
みどり幼稚園は3月11日の津波で浸水、当時の理事長や奥様が行方不明になるなど、物心ともに大きな被害を受けました。
その後ユニセフ等の支援により仮設園舎が完成。園は再開していましたがホールがなく、また備品を置く場所も無いなど不自由な状態が続いていました。
この度、国の補助を受け新園舎の建設が決定しましたが、備品や運営費など資金的に困難な状態である事を知り、盛岡パイロットクラブから100万円を支援することになりました。
佐々木会長ら7名と、被災地視察に来県したむさしのパイロットクラブの皆さんとで、支援金をお渡ししてきました。
2014年6月28日・29日と、埼玉県・むさしのパイロットクラブの方々が岩手県の沿岸被災地を訪問してくださいました。
2日間にわたり広い岩手県を視察。被災当時の状況と現状を学んでいかれました。2日目には盛岡パイロットで支援しているみどり幼稚園を一緒に訪問。暖かい応援のお気持ちを頂きました。
むさしのパイロットクラブの皆様、ありがとうございました。